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BMW、欧州での成長を予測、サプライチェーンに問題が残ると警告

Aug 04, 2023Aug 04, 2023

[1/2]2023年2月3日、メキシコのサンルイスポトシにあるドイツの自動車メーカーBMWの工場でメディアツアー中に展示されるBMW iX電気自動車。ロイター/トーヤ・サルノ・ジョルダン

[ベルリン、8月3日 ロイター] - BMW(BMWG.DE)は木曜日、好調な受注と供給の改善を背景に今年の見通しを引き上げた後、欧州自動車市場の成長、米国での堅調な販売、中国での若干の成長を予想した。鎖。

それでも、サプライチェーンの問題とインフレが今年残りの部分を圧迫し続ける可能性が高いと警告した。

同社は欧州のライバル各社に倣い、世界経済の見通しについて慎重な態度を示しながらも、サプライチェーンやインフレ問題が緩和する中、業績予想を若干上方修正した。

BMWは、中国合弁会社BMWブリリアンス・オートモーティブの過半数支配権を取得する決定により昨年の数字が押し上げられた後、アナリストの予想と一致し、第2四半期の純利益が2.9%減少したと報告した。

ただ、第2・四半期の利益は価格上昇と売上高の恩恵を受け、11.3%増加したと述べた。

同社は火曜日、自動車部門の営業利益(EBIT)マージンの見通しを従来の8%から10%から9%から10.5%に引き上げ、納車台数も堅調に伸びると予想し、これまでのわずか予想から上方修正したと述べた。わずかな成長。

BMWは、中国の合弁会社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)の統合と売上高と価格の上昇により、上半期の売上高は740億ユーロと大幅に増加した。

同社は昨年2月に37億ユーロを支払って中国合弁会社の過半数支配権を取得し、2022年上半期の税引前利益を77億ユーロ押し上げた。

同社によると、2023年上半期の利払い・税引前利益(EBIT)は42.6%増の97億ユーロとなったが、主に税率の引き上げにより純利益は66億ユーロに減少した。

上半期のグループの研究開発支出は電動化と自動運転を中心に15.4%増加し、設備投資は10.3%増加した。

材料費や製造コストの上昇も上半期の業績を圧迫したと付け加えた。

(1ドル = 0.9146ユーロ)

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